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【これで迷わなくなる】ゴルフのグローブの選び方

ゴルフグローブはどんなものをしていますか?

もし適当に選んでいたら、ここに書いてあることが少しでも役に立てたら幸いです。

価格や素材、色、メーカーなど選ぶ基準はたくさんありますが、自分に合うものが必ず見つかるはずです。

ちょっとマニアックな内容も含んでいるので、好きな方は読んでみてください。

今回はゴルフグローブについてご紹介します。

なぜゴルフグローブを着けるのか?

そもそもゴルフグローブはなぜ身に付けるのでしょうか?

それは滑り止めのためです。

ゴルフクラブと人間を繋ぐ大切な部分である手。

グローブをすることでクラブのグリップをしっかり握ることが出来るようになり、クラブとの一体感を出すためには重要な道具の1つです。

滑り止め以外にもメリットはいろいろあります。

メリット

・日焼けの防止
・余計な力が入らなくなる
・手にできるマメの防止
・防寒
・汗の吸収

などが挙げられます。

デメリットについては、

デメリット

・消耗品なので定期的に交換する必要があり、費用がかかる
・手に伝わる感覚が鈍る

 

メリットの方が受けられる恩恵が大きいため、ほとんどの人がグローブをつけてゴルフをしています。

しかし、プロでもグローブを使用しない選手もいますので、必ず着けなくてはいけないものではありません。

手の感覚は非常に繊細なので、アプローチやパッティングの時だけグローブを外してショットする選手もいます。

使い方は自由です。

生地の種類とメリット・デメリット

生地の種類は大きく分けて2つあります。

・天然皮革
・人工皮革(合成皮革)

天然皮革について

天然皮革は主にエチオピアシープという羊の革で作られています。

メリット

・非常に柔らかい
・グリップ力が高い
・革が薄く、素手に近いフィーリングでショットできる

プロの使用率はこの天然皮革のものが多いです。

デメリット

・高価
・雨の日は使えない
・耐久性に劣る

人工皮革に比べると高価なものが多いです。

また、水分を含んだ状態でグリップすると、素手で握るより滑ってしまうため、雨の日は使用しないほうがいいでしょう。

耐久性も人工皮革に比べて破れやすく、使っていくうちに伸び縮みしたり、硬くなったりします。

人工皮革(合成皮革)について

人工皮革(合成皮革)はナイロンやポリエステル繊維を使用した生地のものになります。

人工皮革と合成皮革は細かく言えば、製法が違うので別の種類になりますが、ゴルフのグローブを選ぶときには、同じものとして捉えても問題ないので一緒にしました。

人工皮革(合成皮革)のメリットは

メリット

・耐久性がある
・全天候に使える
・安価
・使い続けても使用感が変わらない

天然皮革に比べて耐久性があり、晴れの日はもちろん、雨、雪の日でも使用できます。

洗濯もできるので衛生的であり、使い続けても劣化しにくいので使用感が変わりません。

デメリット

・生地が厚手

天然皮革に比べて生地に厚みがあるので、ゴワゴワした感じがあります。

そのため、グリップした時の感触やショットのフィーリングも鈍くなります。

天然皮革と人工皮革(合成皮革)の特徴がありますので、自分に合うものを選んでみてください。

ちなみに私は、人工皮革(合成皮革)のものを使っています。

理由は、人工皮革(合成皮革)のメリットそのままです。

耐久性があって長く使えるし、天候を気にしないで済むので気軽な気持ちで使えるからです。

グローブは消耗品なので安価であるのも助かります。

メーカーの開発のおかげで生地の柔らかい物やメッシュを取り入れてゴワつきを抑えたものもあるので、いろいろ試しながら使っています。

 

グローブのサイズについて

グローブを選ぶ際に重要になってくるのがサイズです。

サイズの大きい物を使うと、手がグローブの中で動いてしまい、グリップの密着力の低下に繋がります。

小さいと、関節を曲げにくくなるので、余計な力が入ったり、グリップしにくくなります。

グリップのサイズは基本的にセンチ単位で表されています。

男性で21~26センチ、女性で17~21センチのものがラインナップされています。

メーカーによっては服のようにS,M,Lで表記されているものもあるのでよく確認して購入しましょう。

手のサイズを測る時には、手の平の外周の長さによって決まります。

感情線のはじまり(小指の付け根の1~2センチ下)から生命線のはじまり(人差し指の付け根の1センチほど下)を通る円周の長さがサイズの基準となります。

同じサイズでも、メーカーや生地によって違いがあるので、実際に試着して、ピッタリくるものを選びましょう。

指の長さは人に注意しましょう

手の形は人によって様々です。

大きさはもちろん、指の長さ、太さ、手の厚み、爪の形など、指紋と同じで人それぞれ違います。

しかしグローブは万人受けするように作られています。

そのため、メーカーによって指の長さが異なります

サイズはピッタリでも、グローブの指の部分が余ったり、短くてキツイなんてことがでてきます。

グローブを選ぶときは必ず試着して決めるようにしましょう

指が短い人向けで作られているものもありますので、いろいろ見てみましょう。

女性用では、ネイルしている方向けに指先が切られていて、爪が出せるものもあります。

グローブの装着は両手?片手?

グローブは両手にする人と片手だけの人がいます。

その違いについてお話しします。

結論から言うと、握る力で使い分けてもらえれば良いです。

基本的に人間は利き腕の方が力が強いと思います。

その力のバランスを均等にするため、利き腕ではない手にグローブをしている、つまり片手だけの人が多く見られます。

両手にする場合は、握力が弱く、手の衝撃を抑えたい方が使用することが多いです。

基本的にはグローブは片手で大丈夫だと思います。

雨の日は滑って上手く握れない方のために、雨の日にも強いグローブもありますので、上手く使い分けると良いかもしれませんね。

交換時期について

グローブには明確な交換時期について記載はありません。

生地の違いや、使用環境によって様々なので時間の経過だけでは判断できないからです。

では交換するのはどのタイミングですればよいのでしょうか?

・穴が開いた、破れてきた時

・劣化して縮んたり伸びたりした時

・においや汚れがひどい時

洋服と同じ感覚で取り扱えば問題ないと思います。

ゴルフグローブは新旧の入れ替わりが激しく、今まで気に入って使っていたものが、次買う時には売っていないというケースがあります。

だからといって古くなった物を使い続けて、滑ったりした場合に非常に危険です。

私もやっている事でオススメなのは、お気に入りのグローブが見つかったらまとめて購入しておきましょう。

同じものを使い続けるより2~3枚を使い分けたほうが長持ちするという理由もあります。

まとめ

・ゴルフグローブの特徴を知ろう

・天然皮革と人工皮革の違いを知って自分に合うものを使おう

・購入前には試着を忘れずに

・消耗品なので定期的に交換をしましょう

ゴルフグローブはたくさんの種類が出ていて選ぶのは大変に感じるかもしれません。

種類があるのはそれだけ人によって好みがあるという事になるので、自分に合うものが必ずあるはずです。

楽しみながら選んでもらえたら幸いです。