私は会社に勤めながらゴルフの事もいろいろやっていますが、仕事ができる人はゴルフも上手い人が多いという共通点があります。
その理由を知りたくて、仕事もゴルフもできる人を観察していた時にいくつか共通点があったので、今回はそんなお話をさせていただこうと思います。
これを読んでゴルフも仕事も上手くなる参考になればと思います。
目標が明確であること
仕事ができる人は目標が明確になっています。
今年の目標から始まり、半年の目標、3か月後、今月、今週、そして今日やるべき事というように今年の大きな目標を達成するために、今日やるべき事まで細分化されています。
そして今日やった事が今年の目標につながる行動ができるように仕事をしているのです。
これは1つの例であって全ての人がこのような方法で仕事をしているわけではありません。
ただ、目標が明確で、その目標を達成するために日々邁進していることには間違いないでしょう。
ゴルフも同じように目標を明確にして取り組むと、今何をすべきかが分かってくると思います。
誘惑に左右されない

目標を達成するためにいろいろ取り組んでいると、さまざまな誘惑が近寄ってきます。
写真にもあるように、ダイエットしている人がリンゴを握りしめながら、甘いドーナツの誘惑にしっかりNOと表現していますね。
仕事をしていても、上司や同僚、友人から飲み会やイベントに誘われることが多々あります。
役職がつけば関わる人数も増えるので誘われる数も増えるでしょう。
歓迎会や送別会というお世話になった人の為の飲み会であれば、率先して出席する必要がありますが、そうでない場合は極力お断りすることをオススメします。
誘われるということはそれだけ人脈がある証拠ですし、大切にされていることになるのですが、自分のやるべき事を犠牲にしてまで行く必要はないと感じます。
それは他の人に自分の時間をあげているのと同じことになるからです。
人間は1日24時間という限られた時間の中で生きています。
みんな平等に与えられる資産と言ってもいいでしょう。
その大切な資産である時間を他の人と同じ場所で共有することで自分の時間が費やされます。
それが新しい資産を生み出すことであれば問題はありません。
しかし、ストレス発散や、愚痴を言い合うような集まりだった場合、そこからは何も生み出されません。
自分の時間を大切に使うために、甘い誘惑には手を出さないようにしましょう。
常にPDCAのサイクルを回している
PDCAという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ビジネスで使う用語で、仕事はもちろん、私生活でもゴルフでも活用することができます。
このサイクルを繰り返すと、失敗があったとしても、軌道修正しながら行動できる力が身に付きます。
PDCAは英語の頭文字を並べていて、取り組む順番とそれぞれの意味があります。
PLAN :計画
↓
DO :実行
↓
CHECK:評価
↓
ACT :改善
1つずつ解説していきます。
PLAN(計画)
PLAN(計画)は目標達成の計画を練ることです。
その時に5W1Hを活用すると良いかもしれません。
WHO(誰が)、WHEN(いつ)、WHERE(どこで)、WHAT(何が)、WHY(なぜ)、HOW(どのように)
これに当てはめて考えると、より具体的になると思います。
DO(実行)
DO(実行)は文字通り行動に移すことです。
先ほど立てた計画通りに実行していきます。
この時、分析もできるようにできるだけ行動したことを記録に残しておきましょう。
時には計画通りにいかない事も出てくると思います。
そんなときもなぜできなかったのかを記録しておくと良いと思います。
CHECK(評価)
CHECK(評価)は目標に対してしっかり行動できたかを確認、分析をするところです。
計画通りに実行できたか?
どの程度達成できたのか?できなかったのか?
良かったところ、悪かったところを客観的な視点で振り返ってみましょう。
数字を積極的に使うことで、より具体的に評価できるでしょう。
ACT(改善)
ACT(改善)は目標達成の為に軌道修正をしていくところです。
CHECKでまとめた評価内容を元に、目標達成するにはどんなことを改善すればいいかを考えます。
計画通りであればまたPLANからサイクルを回していきましょう。
実行したことで不要と感じたものがあれば、中止すべきです。
また時間がかかりそうなものは期間の延長も考えてみましょう。
このようにPDCAのサイクルを回して目標達成のために効率よく仕事をこなすことが可能です。
ゴルフも100切りを目指したり、苦手なバンカーを克服するという目標を立てたとしたら、このPDCAを回して目標達成することもできるはずです。
何事にも全力であること

仕事ができる人はプライベートでも全力で取り組んでいる姿を良くみかけます。
全力とはどういう事かと言いますと、本気の姿勢で取り組む気持ちの表れを言います。
何事にも本気で取り組んでいる人は、情熱や活力に満ちたイメージを持ちませんか?
いきなりは無理でも、そんな人になれるように気持ちを切り替えてみてほしいのです。
仕事のできる人は家族サービスや旅行など全力で楽しみますし、ゴルフも楽しみながら、上達を目指して全力で取り組んでいます。
いつも全力で取り組んでいない人からすると、すぐに疲れそうという印象があるかもしれません。
何事にも全力で取り組む人は休憩することも全力でやります。
休憩するときも徹底的に休憩をしてリフレッシュします。
そしてまた、仕事やプライベートに全力で取り組めるのです。
自己投資ができる

投資というとお金のイメージが強いですが、ここで言う投資は自分磨きの事を指します。
仕事ができる人は意識的に自分の為に時間やお金を使い、上達していきます。
レッスンプロにスイングを見てもらうこともそうですし、ジムで体力づくりをしたり、自分に合った道具を揃えることも自己投資です。
無意識ではなく、意識的にやっているというところがポイントです。
意識することで、自己満足度が上がり、自信にも繋がってくるでしょう。
時間やお金に余裕が無くても、自分のできる範囲で構いませんので、意識的に取り組んでみるとまた違った世界が見られるようになるかもしれません。
まとめ
・目標を明確にする
・誘惑に負けない精神力を持つ
・PDCAのサイクルを回して目標達成していく
・どんなことにも全力で取り組んでみましょう
・自分のできる範囲で自己投資をする
ゴルフが上達するプロセスは仕事ができる人の方法に似ているところがあると思います。
考え方を変えることでゴルフも仕事も上達するので何か1つでも取り入れてもらえたら幸いです。