どんな分野でも「読むだけで上手くなる」と書いてある本ってありますよね。
実際はその本の内容の事を実践することで変化をしていくわけですが、
なぜそのような本を読むと上手くなるのか考えたことはありますか?
ゴルフにもたくさんの書籍があり、ゴルフ理論があります。
ではどんなゴルフ理論でも上手くなるのでしょうか?
今回の内容を理解すると、練習する時間や回数が少なくても効率よく上達できるヒントになると思います。
興味がある方はぜひご覧ください。
ゴルフ理論の重要性
いきなりゴルフ理論の話をするより、わかりやすくするために料理に置き換えてみます。
例えばオムライスを作るとしましょう。

上手に作るためにはまずレシピを確認します。

そして、レシピ通りの食材や調味料を準備して、調理に入ります。
食材を切って、ケチャップライスを作り、ふわふわの卵でくるんで完成です。
レシピによっては白いご飯だったり、卵も中が半熟のオムレツをご飯の上にのせて、ナイフで広げるものだったりとバリエーションが様々です。


使う食材もレシピによって変わってきますよね。
つまり、オムライスと一言で言っても、レシピ次第で調理や出来栄えが変わってくるという事です。
ゴルフも同じで、レシピとなるゴルフに関する知識が変わることで、できあがるスイングは変わってきてしまいます。
ゴルフ理論を調べる時には2つの事に注目してください。
1.どんな人が書いた理論なのか?
2.その理論でどんな結果が得られるのか?
書籍ならまだ良いのですが、ネット上にはたくさんの情報が出ています。
その情報が嘘だったり、大した内容のものでないものもあります。
そこを見極めるために、まずその理論を書いた人がどんな人なのかを把握しましょう。
プロフィールなどを読んで信頼できるものであれば大丈夫です。
書いた人によってゴルフのレベルも様々なので、その点についても着目すると良いと思います。
プロの方が説得力はあるかと思いますが、アマチュアの方も同じ目線に立って書いてあり、とても分かりやすい物もあるのでいろいろ見てみましょう。
また、上達の目的によってもスイングの作り方に違いがでてきます。
飛距離アップについて特化したものであれば、ヘッドスピードを上げるようなスイング作りが中心になりますし、100切りが目的であればボールを打つ基本の動作が中心になってきます。
上達するためのゴルフ理論もオムライスのレシピのようにたくさんあります。
自分が達成したい目的を明確にしておくと調べやすいと思います。
いつも新しい知識が入る脳にしておこう
今のスコアに満足していたら、現状を維持できるように練習をしましょう。
さらに上達を望むのであれば、新しい情報を取り入れて実践していく必要があります。
長年ゴルフをされている方の中には、上達したいのにもかかわらず、今まで取り入れた情報のまま必死に繰り返して不満を言っていたりします。
先ほどのオムライスでも言える事なのですが、同じレシピをみても、上手くできる人と、そうでない人に分かれます。
いつものレシピを見ながら一生懸命練習して上手くなるのも良いですが、違うレシピを見て簡単に感じたり、自分に合うと思ったものに取り組んだ方が、楽しみながら美味しいオムライスができると思います。
ゴルフも楽しく上達してほしいので、1つのやり方に執着せず、いろんな知識を蓄えながら取り組んでみてください。
人間は変化する生き物です。
時代の流れと同じようにいつも新しい事に目を向けながら日々成長していけるといいですよね。
ゴルフも同じようにスイング理論には流行があります。
新しい知識を受け入れられる柔軟な心を持ってもらえたら嬉しいです。
いろんなゴルフ理論から出た答え
1番良いのは、その理論をしっかり説明できる先生から直接教わることです。
先生がいれば、疑問点も改善点も直接お話しして解決することが出来ますし、スイング矯正もどこから取り組めばよいか明確にアドバイスしてくれるでしょう。
3か月くらいやってみて、なかなか上達しない、思っていたのと違った場合はまた違うものに取り組んでいきましょう。
ダメだと分かったものは失敗ではありません。
むしろ自分には合わなかったことが分かったという発見であり、目的達成の為の成功へ近づいたのです。
自分のペースで構いませんので、楽しみながら上手くなっていきましょう。