技術

ゴルフ朝一のショット練習方法【30球で効果を出す】

スタート前のショット練習はスコアに直結する大切なことです。

練習の仕方によってその日のスコアを良くすることも悪くすることも可能です。

考え方や注意するポイントさえわかってしまえば、練習を有効活用できるようになります。

練習の目的

目的はその日の調子を見るためです

体のコンディションが毎日変わるように、スイングの調子もに日によって変わります。

スタート前に練習するのはどんな球筋が出やすいのか確認することです。

スライス、フック、トップ、ダフるなどその日の調子の良し悪しを確認しましょう。

スタート前の練習で心掛けること

準備運動はしっかりやりましょう

ショット練習の前には準備運動をしっかり行いましょう。

いきなりスイングを始めると体を壊しかねません。

手首や腰を痛めることもありますが、

危険なのはあばら骨を折ってしまうことです。

上半身をねじる時にあばら骨に負荷がかかり折れてしまう事があります。

筋肉が固まっている時に無理をしたり、準備運動が不足した状態で体をねじることが原因であることが多いようです。

せっかく楽しくゴルフをするために来たのに、ケガをしてしまっては台無しです。

準備運動は入念に行いましょう。

練習する量は30球程度でOK

その日の調子を見るのに30球程度ボールを打てば把握できると思います。

これ以上ボールを打っても体力を消耗しますし、

調子が良くなることはほとんどありません。

プロゴルファーがスタート前にたくさん練習している姿を見かけますが、

それだけの体力と練習量をこなしていることが前提です。

使用クラブは3~5本くらい

理想を言えばすべてのクラブを練習するのがベストです。

パターを除く13本を2球ずつ練習すれば可能ですが、

練習場が離れていることが多く、クラブを持っていくことが大変なのであまり現実的ではありませんね。

片手で持てる3~5本くらいを目安に、

その日のコースでよく使いそうなクラブを練習すると良いでしょう。

スタート前にスイングは変えない方がいい

スタート前の練習でスイングについてアドバイスを求める人が非常に多いです。

良いスコアを出したいという気持ちからだと思うのですが、

スタート直前にスイングを変えることはオススメしません。

理由は

・短時間でスイングは変わらないから

・ボールをコントロールする事がおそろかになるから

コースでは考えることがたくさんあるので、

できるだけシンプルな状態で楽しみたいものです。

スイングを変えてしまうと、

プレー中にスイングの事を考えてる割合が増えてしまい、

考えることが増えて忙しくなって、良い結果に結びつきにくくなります。

その日にスイングを変えたいのであれば、プレー終了後の練習で行うようにしましょう。

もし練習場が無い場合は素振りを入念に

コースによっては練習場がないところもあります。

そんな場合は素振りを多めにしておきましょう。

私がやっている方法はこんな感じです。

1.アイアンを2本持ってゆっくり素振りして体の筋肉がほぐす。

2.アイアン1本(7番くらいが良い)で素振りする。

3.SWでアプローチショットのイメージをしながら素振りする。

4.ドライバーの素振りをする。

時間があればフェアウェイウッドやユーティリティーを素振りしても良いでしょう。

スタートホールは無理をせず、調子を見る感じで気楽にいきましょう。

徐々に普段通りのリズムに慣らしていけば、

練習場がなくても問題なくプレーすることが出来ます。

まとめ

・練習の目的はその日の調子を見る事です

・練習は30球程度で十分です

・スタート前にスイングを変えないほうが良い

・練習場が無い時は素振りで対応する

スタート前のショット練習は大切なルーティーンの一つです。

ポイントを知っているだけでスコアが良くなる可能性があるので、やって損はないと思います。