ゴルフをしていてショートコースに行ったことがありますか?
私からするとショートコースを上手に活用できている人は少ないなぁと感じます。
本コースに入ったことがあっても、ショートコースを利用したことが無い人もいると思います。
ショートコースと本コースの違いは
・Par3とPar4の組み合わせで作られている
・距離が短い(30y~300yくらい)
・9ホールで構成されている
本コースよりも気軽に行けるのが良いところです。
これを読めば
・ショートコースと本コースの使い分けができるようになる
・ショートコースという選択肢が増えて上達しやすくなる
活用方法が分かればとっても便利なのでこれからのゴルフライフに取り入れてみてください。
ショートコースを活用してスコアアップする5つの方法
- ショートコースは練習の延長として利用する
- コースを回る経験を積む
- 芝生の上から打てることを有効活用しよう
- ボールのテストができる
- 30y以内を2打でホールアウトすることを意識する
この5つを意識してショートコースを活用できれば本コースでもやることは同じなので、スコアアップに繋がります。
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.ショートコースは練習の延長として利用する

ショートコースでもスコアカードを持って打数を記録しながらプレーすることができます。
なので良いスコアを出すためにプレーすることも可能です。
ショートコースを利用する目的は人それぞれで構いませんが、本コースでスコアアップをしたい場合はショートコースは練習の延長として利用しましょう。
目的意識が違うだけでプレースタイルは大きく変わりますし、精神的にも違います。
ではどのようにしてショートコースでプレーすればよいかというと、
・スコアは気にしない
・練習通りのスイングを意識する
本コースでスコアアップするのであれば、本コースで練習することです。
しかし日本ではそんな環境が整っているところが少ないです。
私がオススメするのは宮崎県にあるフェニックスシーガイアリゾートです。
練習場も芝生の上から打てますし、バンカー、パッティンググリーンもあり、練習環境は最高です。
私は会社の夏休みを利用して2回ほどスクールに通いました。
なので少しでも本コースに近い環境で練習できる場所として、私はショートコースを活用しようといつもアドバイスをしています。
コースの回り方は本コースと同じなんですが、スコアをつけないので全てのショットが練習です。
ミスをしても勉強だと思ってプレーを楽しむと良いでしょう。
2.コースを回る経験を積む

本コースへ行くのもお金も時間もかかるので、前もって予定を入れてプレーする人が多いと思います。
その点ショートコースは低料金でプレーでき、当日の予約を受け付けているところが多いので気軽に行くことができます。
初心者でコースのプレー経験が少ない人はショートコースを活用すると良いでしょう。
練習場で上手くなっても、コースでのプレーに慣れておかないとアタフタしてしまい、ボールを打つ事に集中できません。
ショートコースで経験を積むことで
・ショートコースでプレーの流れに慣れることができる
・距離の感覚を肌で体感し、距離感を養うことができる
・天候による服装のチェックができる
ショートコースでプレーの流れに慣れることができる
プレーする流れはショートコースでも本コースでも同じです。
コースでの流れは
- ティーグラウンドで距離の把握とクラブ選定
- どんなボールを打つのか決めてショットする
- クラブをキャディバックに入れて、次の地点まで移動
- ホールアウトするまで移動とショットを繰り返す
- ホールアウトしたらクラブをキャディバックにしまい忘れ物が無いか確認する
- 次のホールまでの間にスコアを記入する
流れを文章にすると簡単にまとまりますが、プレーするとボールを探したり、ミスショットなどのハプニングが起こるのでバタバタすることが多々あります。
コースを回る経験をたくさん積んで流れを把握できていれば、心に余裕が生まれるのでハプニングが起きても冷静に対応できるようになります。
冷静に対応できるようになればミスが少なくなりスコアも良くなってきます。
距離の感覚を肌で体感し、距離感を養うことができる
現在はGPSやレーザー距離計があるので距離を把握するのは簡単にできます。
しかし、人間の感覚は計測機器を上回る性能を持っています。
見ただけでおおよその距離が把握できるようになると、クラブ選択が簡単になり、ショットのイメージもできるようになります。
距離感は経験を積まないと養えないので、初めのうちは計測機器の数値を頼りにプレーしていきましょう。
慣れてくれば計測機器で測る前に大体何ヤードかわかるようになってきます。
計測機器の数値を参考程度に認識できるくらいなれば理想です。
天候による服装のチェックができる
ゴルフは様々な天候の中でプレーすることになります。
服装はオシャレをするために着ることができますが、スイングしにくくなってしまっては意味がありません。
新品のウェアをいきなり本コースで着用しても良いですが、練習という観点でショートコースでチェックしてみるのも良いでしょう。
・着心地
・スイングのしやすさ
・通気性、保温性などの機能面
ショートコースなら気軽にチェックできますし、失敗してもダメージは少なくてすみます。
3.芝生の上から打てることを有効活用しよう

練習場ではマットの上で打つ事がほとんどですが、コースに行けば芝生の上です。
練習場では上手に打てても、コースでは結果が出ない場合は芝生の上でボールを打ち慣れていない可能性があります。
そんな時こそショートコースを有効活用しましょう。
・低料金で芝生の上から打てる環境でゴルフができる
・場所によっては回り放題のコースもあるので活用してみる
マナーとして、芝生を削ったら砂で埋めるようにしましょう。
4.ボールのテストができる

新しいボールを使うとき、打感や弾道、スピンの効き具合などボールのフィーリングを確かめたい時にショートコースが活用できます。
ボールはたくさんの種類があるので、いろいろ試すと好き嫌いが出てきます。
自分が気に入ったボールを使うためにテストする場所が必要です。
そんな時にショートコースを使うと良いでしょう。
・パッティングの打感
・アプローチショットの打感、弾道の高さ、スピンの効き方
・アイアンショットの打感、弾道の高さ、スピンの効き方
ドライバーはショートコースによって打てるところがあるので、事前に調べていくといいと思います。
5.30y以内を2打でホールアウトすることを意識する
これは意識するだけでも効果があります。
意識することで1打に対する集中力をつける練習です。
練習場では身につけにくいところなので、ショートコースを上手く活用しましょう。
30yと書きましたが、最初は20yでも10yでも構いません。
自分ができそうかなと思えるところから始めてください。
やり始めは2打でホールアウトできなくても大丈夫です。
まずは意識して打つ事ができればOK。
意識することに慣れてくれば、徐々に2打でホールアウトすることが増えてきます。
意識することに慣れても2打でホールアウトできない時は、打ち方と練習量に問題があります。
自信がついたら40y、50yと距離を伸ばしていくと良いでしょう。
まとめ
・ショートコースは練習の延長として考えてプレーすること
・ショートコースで経験を積んでプレーすることに慣れよう
・芝生の上からボールを打つ事に慣れよう
・自分に合うボールを見つけるために活用してみよう
・短い距離を少ない打数でホールアウトすることを心掛けよう
いかがでしたか?
本コースで本領を発揮するためにショートコースを活用するという考え方について書いてみました。
これを機会にショートコースを活用してみてはいかがでしょうか。